一戸建て購入のポイント

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4.火災保険の保険期間

火災保険の保険期間は原則1年間です。ただし、多くの保険会社は長期契約に対応しており、保険会社によっては最長36年までの火災保険を組むことができます。

火災保険を長期で契約すると、長期用の保険料率に沿って保険料が割引され、年払や月払よりもトータルでの支払額がお得になります。そのため、住宅購入時に新規で火災保険を組む場合は、10年~30年といった長期契約を選択するケースが多いでしょう。

ただし、契約期間が10年を超えると保険料は一括払いのみとなるため、住宅購入の初期費用を抑えたい場合は、1年契約で毎年更新するのも一つの方法です。
また、大規模なリフォームや建て替えを予定している場合は、完成後に建物の保険金額・補償内容等を見直す必要があるため、着工予定時期の前で保険期間を区切っても良いでしょう。

短期契約(1~2年)のメリット・デメリット
メリット
一時的な保険料の負担が少ない
デメリット
保険期間中の保険料総額は長期契約よりも割高
保険料の支払いが月ごとや年ごとに発生
長期契約(3~36年)のメリット・デメリット
メリット
保険期間中の保険料総額は短期契約よりも割安
一括払い後は次回の更新まで原則保険料負担は発生しない
デメリット
一時的な保険料の負担が大きい

5.地震保険は必要?

火災保険に加入する際、地震保険も付加するかどうかで悩む人は少なくありません。
地震保険は、地震被災時の生活再建を目的として政府と損害保険会社が共同で運営する保険です。火災保険では補償されない、地震による建物の倒壊や家財の破損、地震を原因とする火災・津波などを補償します。原則として「建物」と「家財」の両方にかけられますが、火災保険と同様、建物のみ、家財のみといった選択も可能です。

ただし、再調達価額が支払われる火災保険とは異なり、地震保険の保険金は、火災保険で設定した保険金額の最大30~50%(建物5,000万円まで、家財1,000万円まで)しか支払われず、保険金の支払いも時価払いとなります。保険料は地域ごとの地震の危険度によって異なり、大規模な地震が予想されている地域ほど高額です。

火災保険と比較すると、保険金の額が低く、支払条件が厳しい(建物では全損、半損、一部損のみ)ため、保険料の負担もあいまって、加入を迷う人が多い地震保険ですが、2011年の東日本大震災後、地震に対する危機意識は高まっており、現在は火災保険加入者の56.5%が地震保険を付加しています。(損害保険料率算出機構「ニュースリリース」

被災後の生活再建には多額の費用がかかり、それらすべてを貯金で賄うことができるケースは多くありません。特に住宅ローンの残債が多い場合や、地震頻度の高い地域に住んでいる場合は、地震保険を検討しましょう

特に地震保険を検討したいケース

  • 過去に大規模な地震があった地域や今後大地震が予想される地域に住んでいる
  • 住宅ローンの支払いが残っている
  • 生活再建資金(新居の手配、避難中&再就職までの生活費など)に不安がある
  • 遠方や国外に頼れる親戚や友人・知人等が少ない

地震保険にお得に加入するコツ

地震保険は地域ごとに保険料率が異なり、大規模な地震が予想される地域ほど保険料は高額になります。ただし、地震保険料が高い地域は、それだけ地震に対する手厚い備えが必要な地域でもあります。いざ大地震が起きたときにも、必要な補償を受けられるようにするために、地震保険料を抑えてお得に地震保険に加入するコツを紹介します

保険期間を長めに設定する

火災保険と同様、地震保険でも長期契約にすることで保険料が割安になります。地震保険の保険期間は原則1年間で、最長5年間です。保険会社によっては、地震保険の取り扱い保険期間を1年のみとしているところもあるため、長期契約を取り扱っている保険会社を選びましょう。

火災保険料を抑えて地震保険の保険料に充てる

火災保険の補償内容を見直し、不要な補償を削って節約した費用で地震保険に加入するのもおすすめです。「建物」と「家財」のそれぞれで補償を選べるカスタマイズ型の火災保険を活用すると良いでしょう。

AIU損害保険・画像

 カスタマイズ型の火災保険 
AIU損害保険
スイートホームプロテクション

+地震保険

単独加入ができる地震保険に注目

少額短期保険の中には、建物の地震補償を単独でかけられる保険があります。少額短期保険は、「ミニ保険」とも呼ばれ、少額短期保険業者によって運営される保険金が1,000万円以下、保険期間が1年間以内の保険です。地震補償では、建物に最大900万円の補償をかけることが可能。保険料も手頃なため、地震保険の上乗せ補償としても活用できます。

地震補償保険リスタ・画像

地震補償保険リスタ

単独で加入できる地震補償保険。建物に最大900万円の補償をかけることができる。保険期間は1年間で、保険料は月額1,210円からとリーズナブル。
インターネットから手続きすると翌日から補償が開始される

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